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このサイトについて

当サイトは中小企業、個人事業主の皆様を対象に法人向けクレジットカードを紹介しています。
会社の規模、また使い方によってカードの選びかたも違ってきます。
小さいながらも会社を経営している管理人(私)が同じような立場の方に向けて法人向けクレジットカードのメリット、デメリットをぶっちゃけてお伝えしていこうと思います。

管理人について

クレジットカードの最初の一枚を作ってから25年ほど経ちました。
そのVISAブランドのUCカードはいまだに使っています。

それ以来、個人向け、会社向けに20枚以上のクレジットカードを作ってきました。
たくさんのクレジットカードを使っていく過程で自分なりの使い方、選び方が出来てきました。

この経験を生かしてこれからクレジットカードを使おうと思っている方に参考になるような情報をこのサイトを通じて発信していこうと思っています。

このサイトのほかETCカードに特化した情報サイトもやっています。


デメリットに関して:カード会社の公式ページではデメリットについては書かれていません。
しかしカードを選ぶ基準になるメリット・デメリットを知る事は重要です。

カードのスペックに関して:各カードごとに特徴があり気になるスペックですが、公式ページを見比べてチェックするのは至難の技です。
当サイトのスペック一覧表でチェックしてください。

 

 法人カードとは

一般に個人で作るクレジットカードに対し法人(会社、個人事業主)を対象にしたクレジットカードの事を法人カードといいます。

クレジット会社によって呼び方は違っていて、法人カードビジネスカードコーポレートカードなどと呼ばれています。

これからの会社社長、個人事業主の方にとってはマストアイテムです。

詳しくは → 基礎知識 / 法人カードとは

 法人カードの特徴

会社経費の支払いが出来る

基本的に個人向けのクレジットカードを会社の経費に使う事は規約違反なんです。

出張のホテル代や事務用品などを買っても問題はないのですが、「転売目的での販売用商品の購入や仕入代金の支払い等の商行為にあたるカード利用」をした場合、つまり何々商事への支払い20万円とか何々の仕入れ代金30万とかが利用履歴に並ぶと「明らかなビジネス利用」という事でカード会社に規約違反と判断されてしまいます。

堂々と会社名義の口座で引き落としをするためには法人向けクレジットカードを使用する事が必要なんですよ。

交通費や飲食費などの経費はもちろん、業務上の資材調達や、オフィスサプライ、通信費、公共料金なども会社の経費としてカードで決済出来ます。

 

引き落とし口座が会社名義

個人のクレジットカードと違って会社名義の銀行口座で引き落とす設定が出来ます。
会社の経費の支払いを法人カードで行うことが可能になります。
オンラインでの買い物も法人カードを使って会社の経費に計上出来ますね。

追加カードの発行

個人のクレジットカードの家族カードのように親カードとほとんど同じ機能をもった追加カードの発行が出来ます。

追加カードを社員に持たせれば現金の仮払いなどをしなくて済むので経理の業務効率アップに繋がります。

カードごとに利用明細が出るので誰がどこでいくら使ったかが把握出来るんですね。

詳しくは → 基礎知識 / 法人カードとは

 

法人カードを使うメリット

 

経費の支払いを区別することが出来る

個人で作ったカードで会社の支払いをしてしまうと、私用で使ったもの、社用で使ったものの区別がつかなくなってしまいますよね。
会社の経費に計上したいものはすべて法人カードで支払うようにすれば経費担当、税理士にとっても管理が格段にしやすくなります。

カードで決済する事によって支払い履歴が電子データになる

現金で支払いをした領収書(紙媒体)の整理ってとても大変ですよね。
領収書のそれぞれの項目を人の手で会計ソフトなどに入力しなければなりません。

しかし、カードで決済した場合はその支払い履歴をオンラインの電子データで扱えるんですよ。
クラウド会計ソフトfreeeなどに経理データを取り込んで処理できるんです。

カードで決済した電子データをクラウド会計ソフトで自動処理させる事も出来ます。
そうすれば人の手で入力する事はなくなりますので人件費の節約にもなりますね。

社員にカードを渡して経費の精算をさせる

現金による経費の立て替えなどをした場合、その数が増えれば事務的な後処理が面倒な事になりますね。

そういった際の経費の精算も法人カードを渡しておく事によって、請求はすべて会社名義に口座に来るので電子データ上で一括処理出来ます。

親カードとは別に追加カードを発行する事が出来ますので、それを社員に渡しておけばいいわけです。
経理担当者の負担は劇的に減りますね。

社用の高速代などは付帯するETCカードで処理する

法人カードを持っていれば、会社名義の口座が請求先のETCカードを作る事が出来ます。

必要な枚数を発行してもらえるので、ETCカードが必要になる社員全員に渡す事が出来ます。
さらにETCカードごとの明細が出ますので、どこで誰がいくら使ったかなど、渡した社員ごとの管理も出来ますね。

 支払いスパンを長くしてキャッシュフローを安定させる

支払いから引き落としまで2〜3ヶ月の猶予がありますので、資金繰りに厳しい場合に強い味方になりますよ。

傷害保険、ショッピング保険

旅行先での傷害保険、買い物をしたときのショッピング保険

傷害保険最高1億円

ショッピング保険100万円

ビジネスに特化したサービスが受けらる

たとえば、アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードの例だと、

四半期管理レポート

  • 「四半期ご利用集計」
  • 「四半期ご利用明細」

3ヶ月ごとのご利用記録をカード会員様別・ご利用内容の業種別に集計してお届 けします。経費報告書との照合・確認、無駄な経費のチェック、さらに経費管理の効率化に役立つデータとしてもご利用いただけます。

引用元:https://www.americanexpress.com/

 

ビジネス・コンサルティング・サービス

  • 適切な経営コンサルタントの紹介。
  • 経営相談

その他ビジネスのノウハウをまとめたCD/DVD、セミナーなどの料金ご優待がございますので、貴社の企業経営に是非お役立てください。

引用元:https://www.americanexpress.com/ 

などなど、ビジネス環境や業務効率の向上に役立つサービスが用意されているんですね。

カードの年会費は経費に計上出来る

ゴールドカード、プラチナカードは年会費が結構高いです。

しかし、これらの年会費も会社の経費として計上できますよ。

 

詳しくは→ 基礎知識 / 法人カードのメリット、デメリット

 

法人カード、選び方のポイント

自分の会社の規模によって選ぶ

会社の規模によってあなたの会社に最適のカードは違ってきます。

各クレジット会社が「法人カード」、「コーポレートカード」、「ビジネスカード」などを用意していますが、どれを選べばいいのでしょう?

年会費無料やマイルで選ぶ

法人カードで年会費永年無料のところは少ないです。

初年度無料で加入時のキャンペーンが充実しているところが狙い目です。

追加カードの年会費も無料のところと有料のところがあるので選び方のポイントになりますね。

 

カードのステイタス

  • 一般カード
  • ゴールドカード
  • プラチナカード

プラチナカードになると年会費も数万円かかるものもありますが、それだけ受けられるサービスもリッチなものが用意されています。

取引先での印象を考えるとステイタスの高いカードを選ぶのもありですね。

 

 

詳しくは→ 基礎知識 / 法人カード比較のポイント

 

実際に法人カードを作るときに注意すること

クレジット審査

個人向けのカードにくらべて法人カードの審査は厳しめになっています。

企業は倒産のリスクがあるのでクレジット会社も慎重に審査をするわけですね。

カードによって立ち上げて間もない会社でも大丈夫なところもありますが、逆に2期分の決算が審査対象になるところもあります。

一度審査に落ちた場合でも別のクレジット会社も試してみましょう。

カードの限度額

法人カードの場合、個人のカードと違って大きな金額を決済する必要があるので、気をつけないとすぐに限度額一杯になってしまいます。

会社のお金の流れを考えて設定する事が重要です。

 

公開日:
最終更新日:2019/08/15