JCB一般法人カード、最初の1枚としてのメリットは?

      2022/01/19

小規模法人、または個人事業主が一番最初に作る法人カードとして押さえておきたい3つの条件は、

●法人カードなのに年会費が安い
●個人事業主でも審査に通りやすい
●事業(会社)で使うETCカードの使い勝手がいい

この3つをクリアするのは今のところJCB一般法人カードしかないです。

特にETCカードは従業員カードの作成なしで何枚でも作れて年会費無料。
名義はすべて会社、または屋号になっていて社内での使い回しが出来る。

車を使う事業の場合はETCカードは重要なポイントですよね。

一番最初に作る法人カードとしてJCB一般法人カードのメリットを調べていきます。

法人カードなのに年会費が安い

小規模の会社や個人事業主ならコストの安いクレジットカードを使いたいものです。
一般の個人向けクレジットカードだと年会費無料のカードがたくさん出ています。

しかし法人向けのクレジットカードで年会費無料だと2、3枚しかありません。

法人カードではどうしても年会費有料カードを選択する事が多くなってしまいます。

でも大丈夫。
JCB一般法人カードなら年会費1,250円(税別)(初年度無料)。
安くないですか?

あとでスペック表を出しますが、法人カードとしての機能は全部備えていて付帯保険も充実しています。
それで年会費1,250円(税別)は安いです。

ちなみにJCBゴールド法人カードだと年会費10,000円(税別)(初年度無料)と一気に高くなります。
さらにJCBプラチナ法人カードだと年会費30,000円(税別)。

個人事業主でも審査に通りやすい

以前は個人事業主が法人カードを作るのは難しい時代でした。
というか昔からの法人カードはいまだに個人事業主が作るには敷居の高いカードという印象があります。

それがここ何年かで変わってきたことは個人事業主向けの法人カードを出てきたことです。

法人カードの機能をもっていながら個人の銀行口座を引き落とし先に設定出来る。

本人確認書類のみで作れる。
そんな個人事業主向けの法人カードがいくつか出ています。

こういったものを比較するとJCB一般法人カードはとくに個人事業主向けのカードではありません。

しかし、申し込みフォームの申込者種別を見てみると、ちゃんと「個人事業主」の項目があるんです。
個人事業主でも十分に審査に通る可能性が大きいのです。

本人確認書類(個人事業主)、法人の本人確認書類(現在事項全部証明書か、履歴事項全部証明書)について。
ネットからの申し込みで審査の結果、法人カードへの入会が承認されると「JCB法人カード入会申込書(自署・捺印届)」が郵送されてきます。
記入・捺印した入会申込書を返送するときに本人確認書類の添付が必要になります。

事業(会社)で使うETCカードの使い勝手がいい

法人カード付帯のETCカードは会社で使うETCカードとしたら使い勝手はよくありません。
それはETCカードが個人名義である事と関係しています。

普通の法人カードに付帯するETCカード

よくある法人カードで従業員にETCカードを渡そうとするプロセスはこうです。

まず追加カードで社員カードを作ります。
社員カードとは社員名義で作る親カードと同じ機能を持つカードです。

そしてそこからETCカードを作ります。
社員にETCカードだけを渡したいときには面倒なプロセスですよね。
しかも社員個人の名義のETCカードなので他の社員は使えません。

ETCスルーカードN

JCB法人カードに付帯するのはETCスルーカードN

先日、JCBに電話して確認したのですが、ETCスルーカードNの名義は個人の名義ではなく、すべて会社の名義になるそうです。
個人事業主でも屋号を名乗れば屋号が名義になるんです。

この事にピンとはきませんよね。
でも名義の事は大事なんですよ。

ETCスルーカードNは社員カードの作成なしでETCカードだけを必要な枚数だけ作る事が出来ます。
名義は会社または屋号です。
つまり社内で使い回しが出来るんんです。

個人名義のETCカードでは、その社員がやめたらもう使えません。
新しい社員が入ればまた新規にその社員の名義で作らなくてはいけません。

どうですか、社内で使うなら会社または屋号名義の方が使い勝手がいいですよね。

ETCスルーカードNなら会社または屋号名義のETCカードが年会費無料で何枚でも作れます。

引き落とし先が会社または屋号の口座になっていて社内で使い回しが出来るETCカード。
ETCスルーカードN以外にこれが出来るのは協同組合に加入して法人ETCカードを作る場合だけです。

 

JCB法人カードスペック表

JCBゴールド法人カード JCB一般法人カード
券面
年会費 10,000円+税
初年度無料
1,250円+税
初年度無料
追加カード年会費 3,000円+税/枚 1,250円+税/枚
ETCカード 複数枚発行OK
ETC年会費無料
限度額 50万~250万円 10万~100万円
海外旅行保険 最高1億円(一部利用付帯) 最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 最高5,000万円(自動付帯) 最高3,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高500万円(国内/国外) 最高100万円(国外)
ポイントプログラム キャッシュバック型 ポイント型 キャッシュバック型 ポイント型
カード特典 ゴルフ場予約サービス(全国約1,200ヵ所の有名ゴルフ場のプレー予約を法人デスクが代行)
空港でのラウンジ利用が無料
特典なし

JCB一般法人カードの付帯保険は海外・国内旅行保険が最高補償3,000万円(利用付帯)。

年会費1,250円でこの保険はコスパいいでしょう。

利用付帯
旅行費用をカードで支払った場合に受けられる保険。
自動付帯はカードを所有しているだけで受けられる保険。
JCB一般法人カードさらに詳しく

 

まとめ

最初に作る法人カードとしてJCB一般法人カードのメリットを紹介してきました。

●法人カードなのに年会費が安い
●個人事業主でも審査に通りやすい
●事業(会社)で使うETCカードの使い勝手がいい

この他にも年会費1,250円で充実じた旅行保険が付帯しているのもコスパがいい点です。

今回はETCカードの使い勝手のよさを評価して最初に作る法人カードとしてJCB一般法人カードを紹介しました。


以上「JCB一般法人カード、最初の1枚としてのメリットは?」という記事でした。
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