起業する経営者が作るべきクレジットカードは法人カードです

      2019/09/25

友人のA君が起業しました。
今、彼が悩んでいるのがクレジットカードのこと。

ネットでのサービスやAmazonなんかのオンラインショップではカードで支払いをしていたA君ですが、起業したこれからはネットでのカードの支払いは今までよりずっと増えそうです。

A君
このままだとプライベートで使ったものと事業で使ったものがゴッチャになりそうなんだけど〜、どうしたらいいと思います?

というA君の質問に答えたボクの答えは

ボク
とにかく今までプライベートで使ってきたカードとは別に事業専用のカードを作ったほうがいいよ。
それにどうせ作るなら法人向けクレジットカード、いわゆる法人カードを作った方がいいと思うよ。

A君
法人カード?しらな〜い。

そんなA君に法人カードについて時間をかけて説明した内容を今回は記事にしてみます。
「起業するけど法人カードなんて知らない」というあなた、これからの経営者、個人事業主は法人カードを使いこなせないと話になりませんよ。
ぜひ最後までお付き合いください。

事業専用に使うクレジットカードの必要性

A君はすでにネットでのクレジットカード決済を多用しているが、インターネットでの取引でクレジットカードが使えないところは今やほとんどない。
ネット関連の事業でなくてもネットを介した取引はどんどんふえているのが現状です。

そしてその決済方法で多いのはクレジットカード。
店舗での決済は電子マネーが多くなっていますがネット上の取引の中心はクレジットカードです。

ネットでのサービスはカード決済がほとんど

カード決済なら申し込んで実行されるまでがスピーディーです。

A君
わざわざ銀行やコンビニまで行ってATMで振り込んでいた時代もありましたね。

カード決済が推奨されるサービス

起業すると多分これらのサービスのお世話になるでしょう。

インターネット広告(Yahoo!、google)
レンタルオフィス
インターネットプロバイダー、wifi
携帯電話
ETCカード
会社で使う車両で利用するETC料金

レンタルサーバー・ドメイン

ボク
事業専用に使うクレジットカードはどうしても必要になるわけですよ。

法人カードを知っていますか?

法人カードとは法人向けのクレジットカードのことで事業専用に使われるように設計されています。

A君も知らなかったように一般の人には法人向けクレジットカード(法人カード)のことは知られていません。
例えばテレビ、ネットでのクレジットカードのCMはしょっちゅう見ますが法人カードについてはまったく触れられていません。

A君
見たことも聞いた事もないです〜

それほど一般の人にとっては関係のないカードだと言えると思います。

カード会社によっては法人カードをビジネスカードやコーポレートカードという名称にしている場合もあります。

法人カードでないと出来ないこと

会社名義(法人名義)の口座を引き落としに設定出来る

個人のクレジットカードでは会社名義(法人名義)の口座や屋号の口座を引き落とし口座には設定出来ません。
個人事業主なら個人口座でも通用しますが法人の場合は法人カードでないと困りますよね。

社長の個人カードでは当然引き落とし口座も個人口座になってしまいますよね。
それで会社の経費を払っていたら税金の申告のときにはかなり仕訳に苦労する事になります。

親カードと同じ引き落とし口座の追加カードを作って社員に持たせる事が出来る

クレジットカードは名義人しか使用する事は出来ません。
法人カードを一枚作るとその名義は社長や経営者になっていますので、社員に渡して使わせる事は出来ません。

法人カードでは同じ引き落とし口座で社員名義の追加カードを作れるようになっています。
これを社員に渡せば経費の支払いなどに使う事が出来ます。

親カードと同じ引き落とし口座のETCカードを複数枚作れる

ETCカードも追加カードと同様です。
車両を使う職種なら社員に渡すETCカードは絶対必要になりますよね。

個人向けのクレジットカードで代用する事はできるが

A君
うちは一人だけでやっているから追加カードとかはいらないな。個人向けのクレジットカードでもいいんじゃないですか?

一人だけでやっている個人事業主であれば個人向けのクレジットカードで代用する事はできます。
プライベートで使うクレジットカードとは別に事業専用のクレジットカードを持つ。
出来ればそのカード専用の口座を作る。
こうすれば個人向けのクレジットカードでも代用は出来ます。

自分一人であれば事業専用のクレジットカードを持ち、それに付帯するETCカードを持ちます。
事業専用の口座を作ってクレジットカードもETCカードもそこから引き落としにします。

完全にプライベートとは分けておけば税金の申告のときも問題なく対応出来ます。

あくまでも自分一人でやっている事業の場合だけです。従業員がいる場合は追加カード、ETCカードが作れないのでやはり法人カードということになりますね。

ボク
でもあとで説明しますが法人カードを作っておいた方がいいと思います。(限度額とか・・・)

以前は起業直後では法人カードは作れなかった

昔ながらの法人カードといえば三井住友VISAビジネスカードやJCB法人カードなどが代表でした。

しかしこれらの法人カードは起業直後の会社や個人事業主では作るのがむずかしかったのです。

黒字決算、法人3年目などの条件があったのです。
カード会社からすると、2年以内に倒産する会社が多いため2年たっても大丈夫な会社なら大丈夫という判断をしていたのです。

かつては固定電話の有無も法人カード作成の条件になっていましたが、いまでは都市伝説です。
現状では携帯番号で法人カードの申し込みはできます。
確認電話が掛かってきて本人確認が出来れば問題ありません。

今では起業直後や個人事業主でも法人カードが作れるようになった

最近ではネット関連などで起業する法人・個人事業主が増えてきています。
カード会社もこうした層を無視する事が出来なくなっています。

出来るだけ多くの人にカードを作ってもらたい→多くの起業する法人・個人事業主にも作ってもらいたい。

こういう理由で起業直後の法人や個人事業主をターゲットにした法人カードを各カード会社が出すようになりました。

起業してすぐのあなたにおすすめの法人カード

以前の法人カードは会社登記簿や決算書類が必要でした。
でも今は本人確認書類のみで作れる法人カードがおすすめです。

オリコex gold for bizはコスパ一番

年会費2,000円のゴールドカード。コストパフォーマンスに優れています。

オリコ EX Gold for Bizは個人事業主用と法人代表者用の2種類のカードが用意されています。

個人事業主用のタイプS

キャッシングが出来る。社員カードは作れない。

法人代表者用のタイプM

キャッシングは出来ない。社員カードが3枚まで作れる。

三井住友カードowners

法人カードでありながら個人向けカードのような作りやすさ、使いやすさを持っているカードです。

  • 本人確認書類のみで作れる
  • 分割払い、リボ払いが使える
  • キャッシングができる

公式サイト→三井住友ビジネスカード for Owners

ライフカードビジネスライト

年会費無料の法人カード。社員カードも追加出来ます。
ただしポイント付与なし。

最初の一枚として簡単に作るには適していると思います。

意外とつくりやすいい外資系カード セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス カード

セゾンカードがアメックス(アメリカンエキスプレス)と提携して発行しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス カード。

登記簿など不要、本人確認書類のみ。

 

法人カードを作ろう

 

コストパフォーマンスを重視

法人カードにかかるコスト

**年会費
**追加カード発行費
**ETCカード発行費
基本的なコストはこれくらいです。

ポイントもバカにならない

事業で使うとなると利用額も当然多くなりますので、付与されるポイントもバカになりませんよ。
仕入れや広告費など1ヶ月の経費が一千万を超える会社ならクレジットカードポイントが月5万から10万ぐらいは貯まります。
(ポイントの還元率は0.5から1.0%くらい)

できれば2枚以上持ちたい

 

リスクマネージメント

事業で使うカードですから何かしらの理由で使えなくなったら非常に困ります。
サブのカードも作っておいた方がいいです。

限度額

最初は限度額が少ないです。
違うカード会社のカードを作って限度額をカバー
同じ会社では限度額は変わらない

まとめ

起業してすぐに法人カードを作る場合は本人確認書類のみでつくれる法人カードだと確実です。

個人事業主用法人カードもあるのです。
(個人事業主は法人ではないのに個人事業主用法人カードはあるという不思議)

ビジネスに特化した個人事業主向けクレジットカードという事ですね。

一人でやっているならプライベート用とは別の個人カードを作れば問題ないと書きましたが、本人確認書類のみでつくれる法人カードなら審査の度合いは同じです。
逆に毎月の給料が保証されているサラリーマンではない起業家・個人事業主だと個人カードの審査では不利になります。
かえって個人事業主用法人カードの作りやすいと思いますよ。

 


以上「起業する経営者が作るべきクレジットカードは法人カードです」という記事でした。
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